大阪・山王こどもセンターの建て替えが完成しました。
https://www.sannoh-k-c.org/
築80年の長屋がボロボロでもう使い続けるのが限界になっていました。
昨年ドネでも応援させてもらいました
https://donationship.org/archives/houkoku/houkoku-1146
完成のお知らせをいただき、8/5 行ってきました。
鉄骨そのまま生かしたシンプルな建物になっています。
こどもたちの進行で開所式がおこなわれました。
50年前からこの場に関わってきた方々の挨拶がありました。警察官に頼まれて、地域の子どもを預かったことからこの場所がはじまったそうです。半世紀以上にわたって、子どもたちを見守ってきた多くの方々の思いがこの場にこもっていることを感じました。
以前の路地と縁側のオープンな構造を残して、地域の人たちも気軽に立ち寄ってもらえるようなオープンな場所にしていきたい、と話されていました。
プログラムのなかで応援、関係者の紹介もあってドネも紹介してくださいました。
建替えの助成財団からは、子どもの「第3の居場所」事業について、紹介がありました。家と学校以外の居場所です。子どもセンターも、そうした「第3の居場所」のひとつです。
国の調査で、子どもたちの3割近くが何らかの問題や「困ったこと」を抱えているそうです。
「第3の居場所」をつくっていくことで、子どもたちが安心して楽しく過ごせる場所をつくる、「困ったこと」を受けとめる。そうした居場所を全国各地に広げていきたいということでした。
建替えに関わられたたくさんの方が集まって、センターはいっぱいでした。
行政の方、福祉関係の人、連携団体、建築を引き受けた大学の先生、学生さん、施工業者さん、、こうした地域の方々のつながりのなかで、新しいセンターがこれからこの地域のなかで庶民のお互い様の拠点の役割を果たしていくのでしょう。
リサイクルショップやみんなの食堂、永信食堂もお弁当を配る形で続けられています
https://shin-imamiya-osaka.com/spot/sannohkodomo/
ドネで応援させていただけてよかったです!
あらためて応援下さった皆様ありがとうございました!
開所式終了後、会員のYさんと合流して一緒に新しい建物を内覧させてもらいました。
新築の香りがする無垢のフローリングの床も階段も子どもたちの遊び場になっていました。
安心できる居場所、人のつながりが広がりますように。