わかちあい 支えあい 明日のくにへ
見渡せば夢は遥かに遠く、両腕は日々の生活に埋もれてしまった。
もうここから始められることなんて何もない。
自分の本当の気持ちは忘れたふりをし、より辛い状況の人たちなど知らないふりをした。
皆そうしている。それでいいと言い聞かせた。
今から始まる旅路に必要なもの――― 夢を描くこと。
物語の中にある、誰も飢えることなく 誰もが自由な「明日のくに」を目指し、
ドネーションシップが動き出す。
Donationは寄付・寄贈。
DonationShip:寄付の精神、その心を乗せた船。
「ドネーションシップ わかちあい」
乗船しているのは特別な人ではない。やっていることは特別なことではない。
より必要とされている場所へ分かちあうべきものを届け、
「喜んでもらえること、役立つこと」を自分の喜びとする。
損得ばかりの世の中で、船の中ではそうした新しい当たり前を交しあい、
新しい出会いを喜びあっている。
――信じているのだ。
誰もが心の奥底ではこんなふうに生きることを願っているのではないかと。
こんな世界になることを夢見ているのではなかったかと。
共感する者が増えるごとに船はその姿を広げ、
いつかドネーションシップの理念が世界の当たり前になったとき、
そこが「明日のくに」だろう。
実現しないと笑うだろうか。夢物語に思うだろうか。
それでもドネーションシップはここに存在し、こうしてあなたのもとへたどり着いた。
「明日のくに」は遠くても、あなたまでは繋がった。
この船の中身と仕組みをよく眺めてみてほしい。
そして夢を描いてほしい。
「もしもドネーションシップが広がったら・・」
世界中の人々が「自分も皆も幸せに」と願いあえば、
その瞬間この世界は変わるのだから。
夢はあなたが願った瞬間、力を持って輝き出す。
できるならあなたがこの船の願いに共感し、
「ドネーションシップ わかちあい」の一員となってくれるよう。
日々の生活に埋もれた両腕を、どう進めば良いのか見えない明日を、
抱えて生きる者たち同士が確かに手を繋ぎあうことで出来上がる、
分かちあい支えあいのネットワーク。
さぁゆこう、新しい世界へ。
さぁゆこう、「明日のくに」を目指して。