2010-02-03
◆第4回  パレスチナの子ども支援ほか、3団体に100万円(2010年1月~2月)<パレスチナ子どものキャンペーン・難民の子どもの家「Beit Atfal」・アフガニスタンぶどうプロジェクト>

〇難民の子どもの家「Beit Atfal」:50万円
〇パレスチナ子どものキャンペーン:20万円
〇アフガニスタンぶどうプロジェクト:30万円


※2010年1月9日、第4回目の寄付(わかちあい)を決めました。
2009年の1月、イスラエルによるガザ攻撃が連日報道されていました。パレスチナの人たちのために自分たちにできることはないだろうか、という声が会員さんのなかからあがり検討してきました。現代アラブ文学研究者でパレスチナ問題に取り組んでおられる岡真理さんに相談にのっていただき寄付先を決めました。(ありがとうございました)
アフガニスタンのぶどうプロジェクトは、アフガニスタンにおける草の根の文民支援のモデルとして応援していくこと、支援を決めました。1月18日、パレスチナ子どものキャンペーンと、アフガニスタンぶどうプロジェクトに寄付を送金しました。 難民の子どもの家には、岡真理さんを通じて直接寄付を届けて頂きました。


○難民の子どもの家 「Beit Atfal」  
http://www.socialcare.org/portal/home/1/
「Beit Atfal」はレバノンに事務所があります。
レバノン各地のパレスチナ難民キャンプで、難民の子どもたちの就学支援や家計補助、 職業訓練、サークル活動、歯科クリニックの運営など、さまざまな活動にとりくんでいます。

○パレスチナ子どものキャンペーン 
https://ccp-ngo.jp/
ガザの緊急支援、パレスチナの子どもたちとその家族、コミュニティーへの人道的支援、 自立や生存のための様々なプロジェクトを持続的に実施しています。レバノンでも歯科クリニックの運営支援などのプロジェクトを行っています日本国内でパレスチナ問題解決のための問題提起、情報発信をしています。

○アフガニスタンぶどうプロジェクト  
https://code-jp.org/afghanistan-grape-project/
戦争と災害で荒廃したアフガニスタンの村の復興支援をしています。
ぶどうの木を植えて村の人たちの自立を支えています(現在450戸が参加)
ぶどうプロジェクトは、CODE(海外災害援助市民センターの事業です

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※お礼のメッセージをいただきました

○アフガニスタンぶどうプロジェクト より

日本とアフガニスタンの関係の中で、新政権はこれまでのインド洋における給油活動を中止し、文民支援という方向にシフトすることが決まっていますが、アフガニスタンに関わる日本のNGOに何が出来るのか?
しかも現地に直接行ってやるのではなく「遠隔操作」でという、しばりの中で何ができるのか、検討に入っている段階です。
その中で、CODEがやっているぶどうプロジェクトにも関心があつまり、JICA本部の広報機関誌に紹介されるかもしれないという、いまの状況です。JICA理事長緒方貞子さんは、「軍事費にいくら投資しても効果はないでしょう。」と断言しています。そういう意味でも、日本がモデルを見せることは国際社会の中でも有効です。
もっと草の根レベルで活動しているNGOに公的資金が流れればアフガニスタン民衆に利益をもたらすことになることは間違いなしです。特に、CODEの支援しているぶどうプロジェクトは、アフガニスタンの原点と向き合うプロジェクトなので、貴ドネーションシップわかちあいさんがこのプロジェクトを選んで下さったことは大変ありがたいことです。
重ねてお礼を申しあげます。ありがとうございました。(事務局長 村井雅清さまより)

○パレスチナ子どものキャンペーン より

ご寄付のご連絡をいただき、ありがとうございました。
ホームページを拝見して、「分かち合い支えあい明日のくにへ」という理念とご活動に敬意を感じますとともに、その皆様にご支援いただけることをとてもうれしく、誇らしく思います。
パレスチナ、特にガザのことは、1年たって記憶から薄れがちなだけに、封鎖と攻撃の中で苦しむ人たちへの継続した共感とご支援は、本当にありがたく心から感謝申し上げます。
ちょうど、スタッフがガザから戻ってきたところで、1年前からほとんど復興の進まないガザの様子に心を痛めております。
なお、ガザの詳しい状況、またご寄付の使途については、改めてお知らせしたいと思います。
簡単ですが、まずは心からのお礼を申し上げます。
パレスチナ子どものキャンペーン(事務局長 田中好子さまより)

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