2009-10-08
●特別プロジェクト 「定額給付金を助け合いに使うキャンペーン」 (2009年2月~9月) 4団体に1,033,200円<山王こどもセンター・あいち派遣村実行委員会・北九州ホームレス支援機構・外国人研修生権利ネットワーク>

寄せられた1,033,200円を〈貧困と生存〉のために活動する以下の4団体に寄付(2009年10月)

〇大阪・釜ヶ崎の貧困問題支援
山王こどもセンター
〇派遣切りが全国で最多の愛知の現場支援
愛知県派遣村実行委員会
〇定額給付金の寄付を呼びかけている
北九州ホームレス支援機構
〇よりしわ寄せを受けている外国人労働者・困窮者支援
外国人研修生権利ネットワーク


総額2兆円を越える定額給付金の支給が決まるなか、税金であるこのお金を、今、本当に困っている人のために役立てようという呼びかけをおこないました。


▼定額給付金キャンペーンの呼びかけ
https://blog.goo.ne.jp/donationship/e/11da59fc44503661c996d8bea79dc4cc

多くの反響や賛同をいただいて、87人の方から合計1,033,200円が集まりました。
キャンペーンの事務費5010円(チラシ作成費、送料等)を除いた全額を4団体に配分して寄付しました。
10月1日、愛知派遣村実行委、北九州ホームレス支援機構、外国人研修生権利ネットワークの3団体にそれぞれ257,000円を振込み、山王こどもセンターには10月3日、257,190を直接手渡しました。
使途検討にあたっては野宿者ネットワークの生田武志さんに相談にのっていただきました。ありがとうございました。

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※お礼のメッセージをいただきました


○外国人研修生権利ネットワークより

貴団体の活動に敬意を表します。今回、私たち外国人研修生権利ネットワークの活動に対して、ご理解をいただき、多大なるご寄付をいただいたことに厚くお礼申し上げます。私たちのネットワークには連日、外国人研修生・技能実習生からの相談が寄せられています。相談の内容は、「時給300円」に象徴される劣悪な労働条件やセクハラ、暴力事件など奴隷労働、人身売買ともいえるものです。一般的な常識感覚からはおよそ想像のつかない状況です。朝、突然事務所に逃げ込んでくる研修生たちもいます。シェルターでの保護活動も必要となっているわけです。みなさんからいただいた寄付金は、シェルターの運営資金等に役立たせていただきます。重ねてお礼申し上げます。本当にありがとうございます。
みなさんからのご支援を、また新たな糧として、今後の活動に奮闘していく所存です。これからも見守っていただければと思います。どうかよろしくお願いします。
外国人研修生権利ネットワーク
共同代表 大脇雅子 同 莫 邦富

○山王こどもセンターより

ドネーションシップわかちあい 会員のみなさま
10月3日、立川様より皆様からのご寄附を頂戴いたしました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
こどもセンターにはいろんな問題を抱えたこども達がやってきますが、したたかにたくましく生きているこども達も多いです!どんな時も前向きに歩んでいきたいと思いますし、こども達にとってここが地域の中でほっとできる居場所、生活や学びの場所でありたいと願っています。頂いた献金はこどもセンターの活動に有効に使わせていただき、またご報告いたします。
本当にありがとうございました。
山王こどもセンター

<※補足>
山王こどもセンターは迷路のような路地にある古い家です。いわゆる児童館で、毎日こどもが20人くらい来て、遊んだり勉強したりおやつや食事も一緒にします。色んな事情を抱えたこどもたちの「家庭」になっています。「障害」のあるこどもや他でなじめる場所がないこどもたちも一緒です。そんな、こどもたちの居場所です。周辺には路上で寝ているおっちゃんがたくさんいる。そのなかで毎月おにぎりをつくっておっちゃんと出会って話をする「こども夜回り」もしています。施設長の前島さまから、大変ありがたいです。皆様にどうぞよろしくお伝えくださいと、メッセージをいただきました。(立川)


○北九州ホームレス支援機構より

※お手紙と活動報告の資料等を送って頂きました。
  (お手紙より、一部抜粋)
この度はホームレスの自立支援のため、寄附金を頂きまして、誠にありがとうございました。
路上には、まだ多くの困窮孤立状態にあるホームレスがいらっしゃいます。
一人でも多く、一日でも早く自立の日を迎えられるように私たちも全力を尽くします。
どうぞこれからもご支援くださいますようお願い申しあげます。

<北九州ホームレス支援機構の活動>
1・いのちを守る基礎的支援(炊き出し、毛布等配布、医療・保健、人権保護)
2・自立支援(相談、自立支援住宅、就労支援など)
3・ホームレスを生まない社会の形成(孤独にならない人間関係、ボランティア養成、情報発信等)

私たちも自分たちの日常のなかから、ホームレスを生まない社会をつくっていきたいと思います。


○愛知派遣村実行委員会より

※お手紙と資料を送って頂きました。
この度は、愛知派遣村にご支援いただき誠にありがとうございます。一同言葉に表せないほど感謝いたしております。
当派遣村は、皆様のご理解、ご協力により運営させていただいております。この度、いただいたご支援は今後の活動に大切に活用させていただきます。
今後の活動といたしましては、(2010年)1月31日に一宮で相談会を開催し、2月28日には名古屋にて集会を行う予定となっております。・・・・・・(これまでの活動資料などを同封していだきました。)
まずは取り急ぎお礼とご報告を申し上げます。
愛知派遣村実行委員会 委員長 藤井克彦

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