RAFIQ(在日難民との共生ネットワーク)
http://rafiq.jp/
日本国内で難民申請している人たち、在留許可がおりなくて困っている人たちを直接支援しながら、難民問題、日本の入国管理・難民認定の問題を訴えています。「なんみんハウス」という緊急避難できる場所もつくっています。大阪を拠点に活動する市民のボランティア団体です。
※2021年3月スリランカの女性ウィシュマさんが、名古屋出入国在留管理局の収容施設で必要な医療を受けられず亡くなりました。こうした問題に関心を持つなかでRAFIQを知り、冊子を読ませていただき初級講座にも参加させてもらいました。
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(以下は会員の皆さんに紹介した内容です)
RAFIQ(ラフィク)は2002年発足。共同代表の田中さん、もともと保育士でたまたまアフガン難民と出会って、その人が入管に収監されてしまい面会に行った。互いに言葉もよくわからないが面会時間30分があることでその人が刑務所のように収監されるだけじゃなくて、ガラス越しでも面会室まで行けるし、人に出会える。そこから在日難民の問題を知ることになった。出会った人と面会を続けたり、勉強するなかで、RAFIQを設立。「ラフィク」はアラビア語で友だちの意味、専門知識もないけど、友だちになることなら出来る。あたりまえに「難民と暮らす街」をめざしている。
関西を中心に日本国内で難民当事者に寄り添って活動。20年、当事者に寄り添って活動。活動はすべて無償ボラティア。難民申請の裁判も弁護士が協力。
緊急保護が必要な方のシェルターや食料支援なども支援者の協力や寄付でやっている。大阪入管管轄での申請者の相談や難民申請のサポートや、不認定を支える裁判など、たくさんの協力者とともに、堅実に、誠実に、活動を続けてこられ、関西の窓口として在日難民の方から直接相談の連絡が来ることも増えている。
市民啓発として、在日難民のこと、日本の難民制度の問題、入管の現実なども発信。つながることで、私たち自身がこの現実を知る、学んでいくことにもなると思います。
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12/10寄付先選定員会でRAFIQへの寄付(わかちあい)を提案し
全会一致で決定しました(12/12送金)。
現場からの情報に耳をすまし、学びながらともに歩んでいきたいと思います。
現在、戦後最悪の難民危機が叫ばれているなか、難民と暮らす街、があたりまえになるように!
▼お礼のメッセージをいただきました
わかちあいの皆様へのお礼。この度は、ご寄付をいただき、誠にありがとうございました。
RAFIQは、世界各地の紛争や迫害から日本、主に関西に逃れてきた方々を支援しています。日本で難民として認定される人はごくわずかで、就労が認められないことも多いために、RAFIQに相談に来られる方は増えています。いただきましたご寄付は、この方々の支援のため大切に使わせていただきます。これからもRAFIQは、日本に逃れてきた人々が安心して暮らせるように活動してまいりますので、引き続きご理解・ご協力をいただきますようお願い申し上げます。
RAFIQ(在日難民との共生ネットワーク)代表 田中惠子