※交流掲示板より
この間紹介してきたごはん処「おかえり」
http://okaerishonai.sakura.ne.jp/?fbclid=IwAR1UET__li_gf00kcxS6Lkm75VIqKFSOrrP24UYi2A-zc7brVOL7nIaeBOk
18日の午後、Yさんと豊中のお店に行ってきました
店主の上野さん、明日のお惣菜の仕込み中のところ、快く時間をとって下さり笑顔で迎えてもらいました。上野さんのお人柄もあり最初からお友だちみたいにお話することができました。
おかえりは2019年の9月に開店して、ちょうど5年目にはいったところだそうです。上野さんの気持ちでスタートして気持ちで運営している、1個100円のお惣菜を毎日200パックつくっておられます。
赤字から値上げを考えたこともあったが、いのちを支えるごはんを担っていると値段は据え置き、子どもは無料を貫いておられます。
運営は全国の支援者の寄贈品、寄付支援金でなんとかやっている。
この夏休み初めて近くの公民館でお昼のお弁当配布をした。
毎日100食に早くからずらーと並んでいるのを見て120食に増やし、150食になった日もあるそうです。
小中学生の他に就学前の子供とお母さんがかなり来られていたそうです。そこで産後うつから、行政の家庭訪問とかも拒否してたお母さんに出会った。そうしたしんどいことをかかえたお母さんたちと出会って、問題が顕在化する前に頼れる関係を築いたり色んなサポートにつなげる、予防的なかかわりが必要だと気づいたと、おっしゃってました。
で、幼稚園での配食もやったそうです
本当に必要な人に支援が届いていない
役所の聞き取りで怒られるんじゃないかと感じてたり、書類が難しくてわからなかったり、精神的にしんどかったり、ハンデがあったり、、そういう人たちは自己責任ってことされて切り棄てられていく。
生きることはバツゲームなのか
(そうじゃないはず)
けど、そういう世の中になっている
ということへの憤り。この国はどうなってるんや。
と言っててもどうにもならないので、目の前のしんどい方、しんどい子どもたちににご飯を食べてもらう。笑顔になってもらう。
お腹いっぱいになったらなんとかなる。
その思いで走ってこられました。
おかえりには、行政の網の目から抜け落ちてしまった、そういう人たち、こどもたちがやってくる
お惣菜を売るのが目的じゃない
お惣菜は支援につながる、つなげるためのツールなんです
とおっしゃってました
上野さんは朝から仕込みをして、、
午後はそうした相談や支援につなげるために動いているとのこと。
この社会でしんどい状況に追いやられてる人たちの最前線の現場だと思いました。
最近は福祉関係者や、大学とかからも話を聞かせてほしいという講演の依頼があるそうです
話を聞きながら、国や行政は何をやってるだ!
という思いが何度もわきあがりました
応援させてもらいたいです
ドネの活動、やってることもお伝えしました。
おかえりがやってること、むきあってる問題は
この国全体で起こってる問題です
それを一緒に考えていく、という意味もあると思います
応援を呼びかけながら一緒に考えていきたいです
と思って帰ってきました
(さき)